早稲田大学の改革マニフェスト研究所の調査によれば全国の1797ある地方議会のうちでアンケートに回答のあった1356議会のなかで議会改革度のランキングが加西市議会が全国で第6位ということである。
加西市議会は、昨年6月に議会基本条例を制定し、議会のインターネットによる配信や一問一答方式、執行者側の反問権、議会報告会等を現在実施している。そのような取組みが評価されたようである。
先般も、ネット配信について九州の西日本新聞の取材があった。ちょうど総務委員会の開催中でその折の写真が使われていた。確かに、議会の状況を市民の皆様に知ってもらったり、関心をもって頂くことは重要なことである。
しかし、肝要なのは、議会が行なっている議論の内容なのであり、そのことによっていかによりよい市民生活が実現できるかである。
稚拙と思われる議論を延々と続け、いたずらに時間を費やすこと、それを公開することが市民にとって必ずしもよいことだとは考えられない。
以前、市民会館での公開の議会がテレビで報道されたことがあったが、それを見ていた視聴者が「吉本よりもおもしろい」ということであったが、我々議会人は、芸人でも何でもない。吉本の芸人は人を笑わせることが仕事であり、議会がおもしろいということは「笑われている」ということなのである。当時、その状況を見られていた市民は「加西市民として恥ずかしい」という感想をもらされた。加西市議は少なくとも市民から選ばれた人であることの自覚は必要だと考える。ネット配信による公開により、議員の資質の向上につながるものであってほしいものである。
加西保育まつり参加
平成23年1月22日(土)に加西市民会館文化ホールにおいて、加西市保育所連盟主催/加西市・加西市教育委員会後援による「第22回加西保育まつり」が開催されました。
この催しは、加西市保育所連盟に加盟する市内の15の保育所(公立保育所7、幼児園3、私立保育所5園)に通う園児やその保護者を対象に、すべての園の保育士や調理師が一体となって、日頃の研究や取組みの成果を発表し、明日のよりよい保育の追及と実践を目的にして開催されています。
2011年1月21日 大阪のリーガロイヤルホテルにて
2011年1月21日、大阪のリーガロイヤルホテルで橋下府知事の後援会の新年懇親会が開催されました。ホテルの広いフロアーは、文字通り立錐の余地もないくらいの多勢の支援者でいっぱいでした。 マスコミ報道陣も各社勢ぞろい。
橋下知事の発言に息を凝らして待っている様子。大阪都構想やカジノ、関空から大阪の中心部までのリニア新幹線を10分でつなぐとか、アジアの上海や香港、シンガポール等に匹敵するような都市づくり等、大きく夢の広がる話でありました。
知事の話に40分ぐらいの時間が短く感じた次第です。後援会が発足した時、ある方からすすめられて入会させて頂きましたが、当初、大阪のことやから関係ないかなと思っていましたが、「地方分権」「地域主権」や「道州制」などの議論のなかで新たな展開があるかもしれないと感じました。
2010年11月13日(土) 中央大学多摩校舎9号館(クレセントホール)にて
中央大学が創立125周年ということで、記念式典が挙行され、案内を頂いたので出席させていただきました。
明治18年英吉利(イギリス)法律学校として創立以来、125年ということだそうです。歴史の重みを感じざるを得ません。
式典では、中大オーケストラによるウィリアム・ウォルトンの戴冠式行進曲「王冠」の演奏で始まり、理事長、学長の式辞、文部科学副大臣等の祝辞、そして途中、オーケストラによるエドワード・エルガーの行進曲「威風堂々」が演奏され、式典により重厚さを醸し出していました。
そして「中央大学源流、記憶そして未来へ」と題するバーチャルリアリティ&寸劇において中央大学の過去から歴史を映像で見せながらの寸劇では、数多くの先輩方の御苦労や我々が学んだ折の懐かしさを思いおこさせてくれました。
寸劇のなかで、「行動する知性」-それは他人を思い、明日を思う心。それがあればいかなる困難でも道は開かれる。との趣旨のことばが述べられていたが、勇気と感動を与えることばでありました。
最後に何十年かぶりであったが、校歌を参加者全員で斉唱し、幕を閉じました。
会場を退場する時には、元総理や前法務大臣、元法務大臣等々、数多くの著名人をお見かけしましたが、式典では紹介もなく、そのような名簿もなく、これも中央大学の校風なのかと感じました。
一日、母校をふりかえり、未来に思いを馳せる機会を中大OBとして共有できたことは幸いでありました。
中央大学ホームページ 『第四幕 校歌斉唱』動画
中央大学ホームページ 学員会・近畿ブロック 中央大学創立125周年記念「式典報告と感謝のつどい」
会派(清風会)視察
清風会黒田議員と公明党繁田議員と共に視察。 セッテイングは繁田議員にお世話になる。
1.日時 | 平成22年11月10日(水) |
2.場所 | 衆議院第1議員会館第8会議室 |
3.目的 | <総務省> 「地方自治法並びに地方税法の運用について」 ・条例の専決処分について ・市長の裁量権について ・本年改正された地方税法について <厚生省> 「医師の確保について」 「介護における参酌基準と撤廃を含む今後の取り組みについて」 <文部科学省> 「認定子ども園について」 「木造校舎の耐震診断と耐震補強・耐震改築について」 「学級編成について」 |
加西市自主防災訓練 日吉小学校にて
善防中学校耐震補強工事中、36年前の手抜き工事発見
-総務常任委員会で視察-
加西市は、善防中学校の耐震補強工事を行うなかで、渡り廊下を支える鉄筋コンクリート造りの柱上部で、設計図と異なり、帯筋(フープ筋)がないことが判明。帯筋(フープ筋)は柱の強度を高める役割がある。
36年も前のことなので、法的な責任(瑕疵担保責任10年、不法行為20年)を両方とも追及することはできず、当局は、当時の設計者、建設業者、今回の業者と連携して、早急な対応を立てるとのこと、又、生徒が安心して学べる学校施設を確保するために迅速な対応を進めたいとのことであった。
2010年8月9日 午後7時 滝野図書館会議場にて
加西市において6月議会で「議会基本条例」が制定され、本議会や委員会での一問一答方式、執行者側の反問権の行使、市民に対しての議会報告会が初めて行われました。
となりの加東市でも、9月議会での制定に向けて取り組まれています。加東市の市民の方々の意見や考えを聞きたいこともありましたが、山梨学院大学教授の江藤俊昭氏の基調講演が行われるとのことで、参加させてもらいました。加西市が基本条例を制定する際に、先進地視察ということで、北海道の栗山町を訪問した時に頂いた雑誌のコピーに江藤教授の写真が掲載されており、どこかで見たことがあると思いました。
そして、経歴をみると中央大学法学部出身と書いてあり、確かめてみると、大学時代の同じサークルの2年後輩でありました。
そのサークルは社会科学系のアカデミックなサークルで、当時、法学部の講義に来られていた高島善哉というアダムスミスの研究では、最高権威であった一橋大学名誉教授を囲んで毎週1回経済学の勉強会を行っていました。
大学を卒業して30数年となるが、その後、江藤氏とは1回も会っていませんでした。
私が議員になってなければ、おそらく彼と会うことはなかったと思います。
又、ちょっと前に、加西市の臨時議会の市長と議会との対立についての神戸新聞の記事の最後に、『地方自治に詳しい山梨学院法学部の江藤俊昭教授は「互いに市民を納得させる説得ができるのか。それぞれの責任の重さを認識すべきだ。市民中心の議論がなければ市政が前に進まない。」と危惧する。』というコメントがありました。
私達、議会の当事者としてはいわゆる一般論では語り尽くせない個別具体的な困難さを抱えていることも事実であります。江藤教授の今後の活躍を期待するものであります。
フォーラムでは、市民から色々な意見が出ており、アンケートのなかで、「議員を評価しない」という高いパーセンテージの結果に対しては、抽象的な議員一般を語ることはできないが、市民の意見に対しては自戒の念で臨むべきだと思いました。
北部公民館にて加西市議会、基本条例にもとづく「議会報告会」を開催
加西市議会は、6月議会で議会の基本条例を制定しており、そのなかで年2回以上の議会報告会を開催することを規定している。
それにもとづく「議会報告会」が市内4区域で開催された。
内容的には、6月議会の審議内容の報告と質疑応答、その後、議員定数、学校再置計画、市役所業務の包括民間委託等について意見交換を行った。
1.日時 | 平成22年7月28日(水)~7月30日(金) |
2.場所 | 青森県弘前市(7月28日) 〃 八戸市(7月29日) 〃 三沢市(7月30日) |
3.目的 | <弘前市> 「学校規模の適正化基本方針について」 ・生徒数の今後の動向について ・小中学校の今後の統廃合について ・教師の加配について ・その他、特徴的な方針について <八戸市> ・協働のまちづくり施策について <三沢市> ・情報公開について ・行財政改革について |
▲青森県弘前市
▲青森県八戸市
▲青森県三沢市
1.日時 | 平成21年7月28日(火)~30日(木) |
2.場所 | 山形県長井市(7月28日) 〃 南陽市(7月29日) 〃 鶴岡市(7月30日) |
3.目的 | <長井市> 「NPO法人レインボープラン市民市場 虹の駅」 ・レインボープランについて <南陽市> ・農業施策について ・営農について <鶴岡市> ・コンパクトシティについて |
▲長井市
▲南陽市
▲鶴岡市
厚生委員会行政視察
大阪府箕面市の箕面市立病院を視察し、院内保育を中心に病院経営全般について説明を受けました。院内保育については、設立の経緯、メリット、デメリット、設置について留意すべきこと、費用負担の状況、利用状況等について調査、その中で女性の研修医一人を獲得できたという成果についてのお話がありました。
神戸市の介護老人施設リハ神戸の視察においては、施設の概要、サービスの概要、利用者の満足度、現行の介護保険制度の問題点、職員の労働状況等についてお聞きし、今後の介護の在り方について調査しました。
リハ神戸
箕面市立病院
今年(2008年)の5月に、ミャンマーは大型サイクロン「ナルギス」に襲われ、多数の人々が亡くなるなど、 深刻な被害を受けた。
数年前になるが、私達はミャンマーに小学校を建設するため渡航した。
小学校建設予定地の視察のため現地へ向かった。
道中は、ミャンマーの首都ヤンゴンから約4時間以上も、かかったような記憶がある。
バスは古くないが、道は舗装されておらず我々の感覚だとちょっと危険な感じで、さらに村へ向かうには農道を進むしかなく、交通手段はバスから耕転機の後ろにリヤカーを繋いだものに変更。
リヤカーの移動は、しっかりとつかまってないと振り落とされてしまうくらい、上下に大きく揺られながらの移動であった。
途中、畑では子供達(中学生くらいかな)が農作業を行っている光景に出会った。彼女達は手を振って我々を歓迎してくれた。 村に近づくと、村人にも我々が来ることが伝わっていたのか、あちらこちらの家の中からや、外へ出てきて手を振ってくれた。
村では大歓迎を受けた。
ミャンマーの子供達の笑顔に接し、心洗われるひとときだったと思い返せば私の顔にも笑みが浮かぶ。
今・・思うのは、その時に出会った村人達は健在なのだろうか?という事である。
毎年、クリスマスには視察の際に出会ったガイドさんより、カードが届く。
サイクロンがミャンマーを襲った直後、何度も国際電話をかけたが繋がらなかった。
今年はクリスマスカードが届くのだろうか。
※イエベーテ村の小学校に新校舎を寄贈→ 詳細はこちら
山口へ応援に行く 15位と健闘
12月21日、山口県の新山口市で全国中学駅伝大会が開催され、北条中学は、雨天というあまりよくない状況であったが、15位とよく健闘し、好成績を残した。黒田議員とともに山口へ応援にかけつけました。
【 所属委員会 】 常任委員会 厚生委員会 委員長特別委員会 少子高齢化対策委員会 委員 都市計画審議会委員 |
今年度、平成20年度(2008年)は厚生委員会に所属し、委員長を仰せつかりました。
所掌範囲は、福祉行政一般、病院、消防署等です。
去る7月28、29、30日の日程で行政視察を行いました。
※ 院内保育室とは、医療従事者の確保を目的とし、病院に従事する職員のために保育施設を運営する事業である。
加西病院においても、医師(女性医師)確保のため院内保育所の設置に向けて取り組んでいる。
※ 地方公営企業法の全部適用と一部適用
加西病院は、公営企業法の一部適用であり、病院開設者(市長)と事業管理者(院長)が別々であり、
その権限と責任の所在が明確でないため、全部適用に改め、事業管理者に権限を移し、
経営の意思決定や手続きなど機動性・迅速性を高め、又、責任の所在も明確にして、
経営を改善しようとするものである。
※ 窓口の休日開設、時間延長開設
平日通常時間内に市役所に来所出来ない市民のために、時間延長や休日に開設しようとするものである。
7月28日(月)
●山梨県笛吹市
7月29日(火)
●山梨県冨士吉田市
7月29日(火)
●山梨県都留市(都留市病院)
7月30日(水)
●長野県岡谷市(岡谷市病院事業)
【 所属委員会 】 常任委員会 総務委員会 副委員長特別委員会 病院経営改革委員会 委員長 青少年問題協議会委員 |